mikeigoのブログ

世界の関係性を総体として捉える。解像度高く、クリアーな思考を目指して、備忘録。

日本タンカー攻撃の地政学

 

 

安倍総理訪問中の日本タンカー攻撃@ホルムズ海峡

ニュース女子がわかりやすかったので、メモ。

 

誰がやった?

イラン革命防衛隊:アメリカによる石油輸出規制(5月からの制裁)への反発

アメリカの対イラン開戦派(トランプを取り巻く?):自作自演の火種作り。ベトナム戦争のようなCIAの細工


アメリカの態度

無人偵察機(ドローン)が見張っており情報は得てる。政治的利用はしても軍事的な能力開示を憚り、小出しにする。

イランによるドローン撃墜に対して、トランプは報復ミサイルを打とうとしたが、100人規模の被害のため実行せず。経済回復と来年の再選のため平和的?

 


ホルムズ海峡の安保

現在:アメリカ海軍、イギリス海軍イラン革命防衛隊の多国籍での監視状態

 

海洋安全保障イニシアチブ:実態は反イラン包囲網。日本は乗り気でない。

自衛隊は介入すべきか。(自国の船籍でないから傍観)←世論は半々

 

アメリカはエネルギー純輸出国へ。脱中東依存で、中東の海上安保モチベ低い。

自分の船を自分で守れとすると、中国がホルムズ海峡に進出しうる?←トランプの問題。

 


イランとアメリ

核開発問題:アメリカとイラン対立の核

核武装の防止。北朝鮮には制裁をしてイランにしないわけにいかない。

アメリカが核合意離脱。IAEAによる査察が緩んだ。


※イラン核合意:2002年に核開発をして制裁。2015年に制裁緩和(金融、石油取引規制)を条件に15年間の核開発の制約を合意。2018年5月、トランプが「最高水準の経済制裁」を掲げて離脱。(核合意より、制裁で根を上げさせたい。北朝鮮での成功?経験。)

 

イスラエルがイランを警戒。イランのウラン濃縮に厳しい(日本もやってるのに。)


今後の活路

アメリカから輸入に、商社が動いてる。日米貿易収支改善や、北太平洋は広いし関与してくる国がなくて安全。天然ガスも安い。太平洋側の設備がないため、ワシントン州東北地方あたりに作りたい。

 

所感

  • エネルギーは大事。日本は化石燃料依存率高い。
  • アメリカが強い。軍事技術の高さから、全てを把握した上でシナリオを作ってる。
  • イランとイスラエル、対立しすぎると良いことない気がする。

 

メモ

全般

核合意離脱

イスラエルとイラン